GParted(GNOME Partition Editor)ミニ情報
VirtualBox で GPartedを起動する時のオプション
手持ちのサブPCにインストールしている Ubuntu 12.04LTS 64-bit 上の VirtualBox(4.2.36r104064)で 起動オプションの GParted Live(Default Settings)を選択すると途中でフリーズ(fig1,2)しました。(2016/1)
Ubuntu 14.04LTS、16.04LTS も同じ現象を確認した(2016/06)
起動するためには「Other modes of GParted Live」メニューから GParted Live(Default Settings,KMS)を選択する必要がありました。(fig3)
なおライブCDを作成してサブPCで Legacy Boot確認したところ何れの起動オプションでも問題なくGpartedは起動しました。(UEFI Bootは未確認)
KMS(Kernel Mode Setting)|カーネル起動プロセスの初期段階でグラフィックスを制御するモード。KMSは殆どのディストリビュージョンにおいてデフォルトで有効になっているので NVIDIA や ATI などのプロプライエタリなグラフィックスアクセラレーターを使用しているパソコンで不具合が出る事がある。参考|ArchWiki Kernel Mode Setting
例えばライブメディアからディストリビュージョンをインストールする際にインストーラーが起動しない、デスクトップが表示されない、ライブセッションでログイン出来ないなど。この様な時は KMSを無効にするカーネルオプション「nomodeset」でライブメディアを起動すれば解消する場合があった。
VirtualBox で GPartedが通常起動するように改善された
これまで VirtualBox で GPartedを起動するためにはオプションメニューを選択する必要がありましが下記バージョンから GParted Live(Default Settings)で起動できるようになりました。(2016/08)
下の動画は VirtualBox 上で GParted をビデオキャプチャーしたものです。全画面表示で御覧下さい。