PCで遊んだ日々の備忘録

Making PC and Customization PC

Lenovo ThinkPad x121e 3051RU8

EeePC1005HAで、地デジの録画ファイルや画面キャプチャーファイルがまともに再生できない不満が大きくなってきたのでこのノートブックパソコンを買いました。新品です。

AMDモデルにしたのは、発売当時話題になったCPUとGPUが統合された「AMD デュアルコア E-300 APU」を試してみたかったから。

買ってすぐにHDDをSSDに換装、2GBのメモリーを8GBに増設し OSを64bitの Windows7 Professional と Xubuntu に変更しました。懸案の地デジの録画ファイルや画面キャプチャーファイルは問題なく再生できます。

改造前の主な仕様

|CPU

  • CPU:AMD Fusion E-300 1.3GHz

「Fusion APU」は CPU と Radeon GPU を1つに統合したプロセッサです

  • パッケージ:socket FT1 BG
  • チップセット:AMD A40/A50 Series FCH
  • L2キャッシュ:1MB
  • 最大TDP:2.5W
  • 内蔵グラフィックス:HD 6310

|メモリーモジュール

  • メモリースロット数/最大メモリー:2/8GB
  • メモリー規格:DDR3 SDRAM・non-ECC Unbuffered・1066MHz
  • メモリーインターフェイス:SO-DIMM 204-pin
  • メモリーモジュール規格:PC3-10600

|その他

  • システムUEFI、BIOSバージョン:1.12
  • HDD:Serial ATA 3.0Gb/s、320GB
  • ディスプレイ:11.6inch
  • オプティカルドライブ:なし
  • ビデオチップ:AMD Radeon HD 6310グラフィックス
  • 解像度:FWXGA(1,366x768)
  • ネットワークコントローラ:10/100/1000 イーサネット・コントローラ
  • 消費電力 :最大65W
  • 本体サイズ:289.6×208×高さ23.5mm、1.4kg
  • OS:Windows 7 Home Premium sp1(32bit)
  • 2012年1月発売
  • 保守管理終了予定日:2017年8月30日

メモリーモジュール増設

Transcend DDR3-1333 8G KIT 主な仕様

下の画像は今回購入したメモリーモジュールの写真です。

  • 型番:JM1333KSN-8GK
  • メモリー容量:4GBx2枚
  • メモリー規格:DDR3 SDRAM、non-ECC Unbuffered、1066MHz
  • メモリーインターフェイス:SO-DIMM 204-pin
  • モジュール規格: PC3-10600(DDR3-1333)
  • 搭載チップ:エルピーダ
Explanation

Transcend(トランセンド)製のメモリーモジュールです。新品です(2011年6月発売)

BIOSにメモリーのタイミングテーブル設定メニューはなくタイミングテーブルは #3(533MHz 7-7-7-20)に固定されています。

Old Memory module

Hynix 2GB 1Rx8 PC3-10600S-9-11-B2 主な仕様

下の画像は購入時、搭載されていたメモリーモジュールの写真です。

  • メモリー容量:2.0GB
  • メモリー規格:DDR3 SDRAM
  • メモリーインターフェイス:SO-DIMM 200-pin
  • モジュール規格: PC3-10600(DDR3-1333)
  • 搭載チップ:Hynix
Explanation

ThinkPadに載っていた Hynix製のメモリーモジュールです。

SSD換装

CFD(東芝 THNSNH256GCST)主な仕様

下の画像は今回購入したSSDの写真です。

  • 型番:CSSD-S6T256NHG5Q
  • サイズ:2.5inch
  • 厚さ:7.0mm
  • インタフェース:Serial ATA
  • インタフェース速度:6.0Gb/s
  • コントローラ:Marvell+東芝
  • 記憶容量:256GB
  • コンポーネント:MLC(Multi-Level Cell)

下の画像はベンチマーク結果のスクリーンショットです。

Explanation

CFD社製(東芝OEM)のSSDです。新品です。(2013年4月発売)

第1パーティションに Windows 7・第2パーティションに Xubuntu 16.04 LTS をインストールしています。SWAPパーティションは設定していません。

第3パーティションは Windowsと Xubuntu 供用のデータ保存領域としファイルシステムは Windowsが ext4を認識できないので NTFS です。

マルチブートを構築するためチェーンローダーの MBM(Multiple Boot Manager)を MBR(マスターブートレコード)にインストールしています。

下の画像はMBM起動後のOS選択画面です。view1 が通常表示で view2 が詳細表示です。ファンクションキー F4 で切換えます。その他にタイマー付きOS自動起動の設定やパーティション設定ツールも付属しています。

但し、パーティション設定ツールは HDD(SSD)の論理構造を理解している上級者向けですので取扱注意です。また仕様も古いのでフリーのパーティションエディター GParted を使用しましょう。

MBMの画像1

view1:Simple display

MBMの画像2

view2:Detailed display

 

マルチブート構築の前に

マルチブートのチェーンローダにMBM(Multiple Boot Manager)を使用する場合、事前に「BIOS」の設定が必要です。

下の画像はBIOS設定後の写真です。赤下線部を変更します。

MBMはファームウェアがUEFIの場合使用出来ません。Lenovo ThinkPad x121eはデフォルトでUEFIに設定されています。

従ってファームウェアの設定を Legacy BIOS に設定変更する必要があります。

Windows7、Xubuntuおよび MBMをインストールする前に ThinkPad Setupメニュータブ <Startup> の内容を以下の様に設定変更しておきます。

Boot 設定内容
UEFI / Legacy Boot [ Both ]
UEFI / Legacy Boot Priority [ Legacy First ]

今のところマルチブートの構築に適しているのは Legacy BIOSだと思います。UEFIでのマルチブートも出来ますがその管理運用やカスタマイズ性はかなり難しくなります。

以下は管理人の主観ですが、一般家庭向けUEFIパソコン使用のメリットは、2TB超えのHDDが使用出来る事ぐらいでしょうか。

Old HDD

HGST Travelstar Z5K320 主な仕様

下の画像は購入時ノートPCに搭載されていたHDDの写真です。

  • モデル:HTE543232A7A384
  • サイズ:2.5inch
  • 厚さ:7.0mm
  • 回転数:5,400rpm
  • インタフェース:Serial ATA
  • インタフェース速度:3.0Gb/s
  • 記憶容量:320GB
  • キャシュ:8MB
  • セクター:512Byte
  • 重量:95.0g

下の画像はベンチマーク結果のスクリーンショットです。

Explanation

このHDDには Windows 7 Home Premium sp1(32bit)がプリインストールされていました(2012年発売)

余計なアプリケーションソフトを1つずつ削除していたのですがキリがないので SSDに換装しました。

OS(Opereting System)1

Windows 7 Professional sp1 主な仕様

  • 64bit
  • DSP版

下の画像はシステム詳細のスクリーンショットです。

Explanation

SSDの第1パーティションにインストールしています。

Windows 7をインストールする前に SSDにパーティションを作っておきます。Windows7に勝手にアクティブパーティションを作らせないためです。

先に2つ以上のパーティションを作っておけば「システムで予約済み」のパーティションにインストールされる BOOTMGRは Windows 7本体と同じパーティション、つまりドラブC:にインストールされます。

2020年7月追記|Windows 7 に Edge が自動インストールされた

2020年1月にサポート終了した Windows 7(64-bit)の Windows Update をオンにしてみたら Chromium ベースの Microsoft Edge バージョン83.x が自動的にインストールされていました。

Windows 7の Microsoft Edge

その後、バージョン84.x に更新されました。

OS(Opereting System)2

Xubuntu 12.04 LTS x86_64 主な仕様

  • 64bit
  • kernel 3.2
  • セキュリティサポート:2015年4月
  • 無料

下の画像はデスクトップのスクリーンショットです。

アイコンテーマにFaenza、システムモニターにConkyを導入し壁紙も変更するなどカスタマイズしたものです

14.04LTSのサポートは2015年4月で終了しています

14.04LTSにアップグレードしました ▼

Explanation

Xubuntu は Ubuntu 12.04 LTS をベースにして低スペックPCでも軽快に動作するように軽量化された Linuxディストリビュージョンです。第2パーティションにインストールしています。

デスクトップ環境はXfce(Xfce 4ウィンドウマネージャ)です。

この Xubuntuは、元のHDDの第2パーティションにインストールしていたもので、正確にはHDDのバックアップイメージをSSD(CFD 256GB)にレストアしたものです。

レストアしただけでは Xubuntuは起動しないのでブートローダーGRUB をインストールします。詳細は後述しています。

ブートローダーGRUB をインストールしたら Xubuntuを起動して Trim コマンドを有効にするため /etc/fstab に discard を記述しておきます。

Linux OS の Trim について 2016年6月現在 fstab への dicard 記述は推奨されていません。推奨されているのは cronジョブを使った Trim の実行であり、その理由と方法は下記リンク先を参照してください。

Ubuntu 14.04LTS で Trim の設定

Windowsの日本語フォントが伝統的に汚いのに比べて Linux OSはフォントやデスクトップが綺麗なものが多いのでとても目にやさしいです。

GRUB のインストール

使用ツール

  • Super Grub2 Disk

Download ☛ Super Grub2 Disk 2.02s3

バックアップイメージをレストアしただけでは Xubuntu は起動しません。レストアされたのは Xubuntu 本体のみでブートローダーGRUBはレストアされていないのでこれをインストールする必要があります。

GRUBは Xubuntuをレストアした第2パーティションの PBR(パーティションブートレコード)にインストールします。

間違ってもMBR(マスターブートレコード)に「GRUB」をインストールしてはいけません。何故いけないのか、それはマルチブートの構築・管理において最も合理的な 2段階ブートができなくなるからです。

下記は「2段階ブート」による OS起動の流れです。各OSがそれぞれ完全に独立しているのでマルチブートの構築や管理が効率的で容易です

PC電源on BIOS起動→ MBM起動(OS選択)→選択OSの GRUB → Linux OS起動

PC電源on BIOS起動→ MBM起動(OS選択)→選択OSの NTローダー → windowsOS起動

マルチブート環境を構築 ≪HDD 1台編≫

それではまず Super Grub2 Disk の配布サイトから ISOイメージファイルをダウンロードして CD-RまたはUSBメモリースティックに書込んでブータブルメディアを作成します。

ブータブルメディアから Super Grub2 Disk を起動すると下の写真のように今回起動させたい Xubuntu が [Boot Ubuntu Gnu/Linux]とハイライト表示されます。

ここで Enter キーを押せば Xubuntu が起動するのでログインしたら端末から

 $ sudo grub-install --force /dev/sda2(第1ストレージの第2パーティション)

を実行してパソコンを再起動すれば Xubuntu は通常起動します。

Super Grub2 Disk は Floppy Disk にもインストールできます

Super Grub2 Disk は Windows も起動できます

Xubuntu 12.04LTSを14.04LTSにアップグレード

12.04LTSのサポート期限終了(2015年4月)に先立って 14.04LTS にアップグレードしました。

14.04LTSのサポートは2017年4月で終了しています

16.04LTSにアップグレードしました ▼

アップグレードはアップデートマネージャーから実行しました。下の画像はアップデートマネージャーのスクリーンショットです。

Xubuntu 14.04LTS 主な仕様

  • 64bit
  • kernel 3.13
  • セキュリティサポート:2017年4月
  • 無料
Explanation

下の画像は 12.04LTSを14.04LTSへアップグレードした後のデスクトップのスクリーンショットです。

こちらはドックランチャー、システムモニター、背景画像等、12.04LTSのデスクトップ設定が引き継がれています。

また、NautilusやGNOME-Treminal等、後からインストールしたアプリの設定も引き継がれています。

但し、新規ユーザーを追加した場合右下の画像の様に14.04LTSを新規インストールした時と同じデフォルトのデスクトップになります。

下の画像は 14.04LTSを新規インストールした時のデスクトップのスクリーンショットです。こちらは、ドックランチャーが設定されていません。

従って 12.04LTSの様なデスクトップにするためのカスタマイズは1から設定する必要があります。

アップグレードの手順

以下の画像は、アップグレードの一連の流れです。当方の環境でアップグレードの完了まで、約90分程かかりました。

リリースノートの画像

fig1. リリースノート

アップグレードの準備の画像

fig2. アップグレードの準備

リポジトリ設定の画像

fig3. リポジトリ設定

アップグレード開始している画像

fig4. アップグレード開始

不要パッケージを削除している画像

fig5. 不要パッケージ削除

アップグレード終了後パソコン再起動する画像

fig6. パソコン再起動

この他に、システムから「カスタマイズ済設定ファイル」の置き換えの問い合わせがありますが、[そのまま]を選択しました。

ブートローダーGRUB についてはシステムから問い合わせはありませんでした。

下の画像は、アップグレード後の日本語入力を確認した時のスクリーンショットです。

日本語入力も問題ありませんでした。

Addition

今回のアップグレードにおいて2つのエラーがありました。

1つ目はアップグレードが完了した直後にパソコンを再起動したところ GRUBメニュー画面がタイムアウトした後に下記のようなエラーが表示されました。このエラーはその後もパソコンを起動する度に表示されます。

エラー:file not found
エラー:file not found
エラー:file not found
続けるにはなにかキーを押して下さい..._

(参考:下の画像は Ubuntu Studio 12.04LTSを14.04LTSにアップグレードした時のモニター画面の写真です/インストール先:サブPC)

しかし このエラーが表示された数秒後にはブートシ-ケンスが開始され問題なくOSは起動しました。原因はよく判りませんが、ブートローダーGRUB を再インストールする事で解決しました。端末から

 $ sudo grub-install --force /dev/sda2

を実行後、パソコン再起動でエラー表示は出なくなりました。このエラーは環境に依るようです。

手持ちのサブPC(実機)にインストールしているUbuntu Studioをアップグレードした時も同様のエラーが出ましたが、Eeepc 1005HAにインストールしているXubuntuのアップグレードでは出ませんでした。

2つ目は Ubuntu 12.04から頻発している例の「内部エラー」クラッシュレポートです。

下の画像はその時のスクリーンショットです。

これも原因は判りませんが 12.04LTSを使用していた期間に何か不具合が出る事もなかったので今回もクラッシュレポートを無効にします。

端末から

 $ gksu gedit /etc/default/apport

で Gedit が起動したら下記のように

enabld=1 → 0に変更

編集後保存します。下の画像は編集後のスクリーンショットです。

以上でアップグレード完了です。

Xubuntu 14.04LTSのデスクトップを Xfce4.12に Upgrade

デスクトップ環境を Xfce4.12にアップグレードしました。

下の画像は Xfce4.12にアップグレード後のスクリーンショットです。壁紙は Xfce4.12のデフォルトのものに変更しています。

ちなみにXubuntuの壁紙とは違うディレクトリにあります。参考までに下記はシステム用壁紙の配置ディレクトリで、追加したい壁紙はいずれかのディレクトリにコピーします。

コピー先 1 / usr / share / xfce4 / backdrops /
コピー先 2 / usr / share / backgrounds /
コピー先 3 / usr / share / backgrounds / xfce /

Xfce4.12 のインストール

Xfce4.12パッケージは Xubuntu 14.04LTSのパッケージリストには無いので「Xubuntu Develoers team」のリポジトリからインストールします。

それでは端末から

 $ sudo add-apt-repository ppa:xubuntu-dev/xfce-4.12
 $ sudo add-apt-repository ppa:xubuntu-dev/extras
 $ sudo apt-get update
 $ sudo apt-get dist-upgrade

を実行後一旦ログアウトし再ログインすればアップグレード完了です。

2017年8月追記

Xununtu 14.04LTSのサポート終了(2017.4.17)に伴い Xubuntu Develoers team のリポジトリは 2017年4月で削除されています。

ThinkPad USB レーザーマウス

ThinkPad USB レーザーマウス 57Y4635(下の写真)を購入しました。(2017年6月追記)

ThinkPad USB レーザーマウス梱包の画像

レーザーマウス梱包

ThinkPad USB レーザーマウス本体の画像

レーザーマウス本体

外形寸法(長さ96 x 厚み32 x 幅56mm)の割りにケーブルが太くコシがあるのでマウスから手を離すとマウス本体が動いてしまう。それでもマウス本体が動かないバランスのとれる位置があるのでそこを見つけて使用すれば問題ない。

レーザーマウスはマウスパッドを必要としないので使い勝手がよい。やはりノートPCにはレーザーマウスが最適だと思います。

日本語のユーザーガイドとドライバーは ThinkPad USB レーザーマウス-製品概要 のページで配布されています。ドライバーをインストールしなくても USBポートに接続するだけで使用できます。

Xubuntu 14.04LTSを16.04LTSにアップグレード

14.04LTSのサポート期限終了(2017年4月)の 4ヶ月後 16.04LTS にアップグレードしました。(2017/08)

最初は前回(12.04LTS → 14.04LTS)と同じくアップデートマネージャーからアップグレードを実行しました。(下画像)

アップデートマネージャーの画像

アップデートマネージャー

アップグレードのインストール中の画像

アップグレードのインストール

ところがこのアップグレード後、パソコンの電源を ONしてから Xubuntuのログイン画面の表示まで 2分近くかかるようになりました。

原因は不明です。これでは実用的ではないので Xubuntuをインストールしているパーティションを削除して 16.04LTSをクリーンインストールしました。

Xubuntu 16.04LTS 主な仕様

  • 64bit
  • kernel 4.10
  • セキュリティサポート:2019年4月
  • 無料

下の画像は 16.04LTSをクリーンインストールした後のデスクトップのスクリーンショットです。左がデフォルトのデスクトップで右がカスタマイズ後のデスクトップです。

16.04LTSデフォルトのデスクトップの画像

デフォルトのデスクトップ

16.04LTSカスタマイズ後のデスクトップの画像

カスタマイズ後のデスクトップ

デスクトップ環境のバージョンは Xfce 4.12 です。なお、デフォルトのデスクトップにはドックランチャーは設定されていないのでユーザー自身で設定する必要があります。

例えば上右側のスクリーンショットのデスクトップは次の 4種類のカスタマイズを施しています

  1. 壁紙
  2. パネルの追加(ドックランチャー)
  3. アイコンテーマ(Faenza - Dark)
  4. システムモニター(Conky)

1.の壁紙についてはこのページの「Xubuntu 14.04LTSのデスクトップを Xfce4.12に Upgrade」のセクションの方法でお気に入りの画像を設定できます。

2 , 3 , 4 についてはXubuntu 14.04 LTS 64bitのインストールとカスタマイズ に掲載しています。

インストールの方法

今回はクリーンインストールしたので Xubuntuの配布ページから以下の ISOイメージファイルとチェックサム用のファイルをダウンロードしてインストールDVDを作成し、インストールしました。

  • ISO:xubuntu-16.04.3-desktop-amd64.iso
  • チェックサム用ハッシュ値:SHA256SUMS
  • チェックサム用ハッシュ値:SHA256SUMS.gpg

ハッシュ値はネット上からダウンロードしたイメージファイルが本物か、あるいは破損していないことを確認する時に使用します。これを俗にチェックサムと呼びます。

チェックサムの方法は Linux OS - ISOイメージファイルのチェックサム照合 に掲載しています。

インストールする時の注意点

Xubuntu 16.04LTSのライブDVDを ThinkPad x121eで起動するとインストーラーは UEFIモードで起動します。インストールを進めて行く途中で、このまま UEFIモードで続けるか否かを問われます。

Xubuntuをインストールしている SSDのパーティションテーブルは MBRでありマザーボードのファームウェアは Legacy BIOSに設定しているので「否」を選択します。

▲ 改造内容へ


Windows 10 Home 64-bit を導入|2020年1月追記

Windows 7のサポートが終了したので。Windows 10 Home 64-bit バージョン1903を導入しました。既存の Windows 7 と Xubuntu は維持しつつマルチブート環境を再構築するため SSDも換装しました。

Windows 10 1903 デスクトップの画像

バージョン 1903

Windows 10 1909 デスクトップの画像

バージョン 1909

 

ドライバーは全て自動的にインストールされました。その後の 1909へのバージョンアップも問題ありませんでした。

SSDの換装

既存の CFD(東芝 THNSNH256GCST)256GB を Intel® Solid-State Drive 535 Series(360GB)に換装しました。仕様は こちらのページ を参照してください。

マルチブート環境の構築

以下のようにパーティションを作成しました。

パーティション システム ファイルシステム フラグ
/dev/sda1(100GiB) Windows 10 Home ntfs hidden
/dev/sda2(70GiB) Windows 7 Professional ntfs hidden
/dev/sda3(30GiB) Xubuntu 16.04 LTS ext4 boot
/dev/sda4(135.35GiB) DATA ntfs -

Windows 7 と Xubuntu は事前に作成しておいたバックアップイメージを換装後の SSDにレストア(復元)しました。マルチブートマネージャー(MBM)やGRUBの再インストール方法などは下の「サイト内リンク」に掲載しています。

Windows 10 Home Edition導入

インストール メディア作成ツールの入手から決済方法、ライセンス認証の詳細は こちらのページ を参照してください。また Windows 7の起動時の CHKDSK を回避するため以下のように設定しました。

Windows 10 電源オプションの設定

高速スタートアップと休止状態を無効にしました。下の画像は Windows 10 電源オプションのスクリーンショットです。

理由は こちらのページ に記載しています。

Windows ドライブレターの設定

Windows 10 と 7 のドライブレターを合わせました。理由は Xubuntuも関係するパーミッションの不具合い対応です。詳細は こちらのページ に記載しています。

サイト内リンク

下記は ThinkPad x121e と同時期に Windows 10を導入した手持ちのパソコンです。

マルチCPU 環境に Windows 10 Pro 64-bit を導入する

メインPC 自作機 に Windows10 Home 64-bit を導入する

OptiPlex 755 SF に Winows 10 を導入する

スリムPC 自作機 に Windows 10 を導入する

参考まで。

▲ 改造内容へ

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